妊娠中・授乳中に服用できる頭痛薬ってあるの?という疑問を現役登録販売者が解説

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妊婦さん
妊婦さん

妊娠中なんですけど服用できる頭痛薬ありますか?

妊婦さんは服用できる薬が限られてきます

妊婦さんの体はデリケートなので出来ればいつも検診してもらっている産婦人科の先生に相談したほうがいいと思います

ですが、そうは言ってられないときもあるのでその時のみの対処です

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妊婦さんが服用できるのはアセトアミノフェンが入っているもの

病院で処方される鎮痛剤はカロナールという薬なんですが

中身はアセトアミノフェンが配合されています

比較的副作用が少ないと言われておりますのでもし病院に行けない状況なのであればアセトアミノフェンのみ配合されている薬を選ぶのが良いです

授乳中もアセトアミノフェン飲めるの?

授乳中でもアセトアミノフェンは服用できます

妊娠中・授乳中でも服用できるのはアセトアミノフェンが配合されている薬だけだと思います

他の頭痛薬はなんで飲めないの?

頭痛薬の効果は一緒なのになんで飲める薬と飲めない薬があるんだろうと不思議に思うことがあると思うので解説していきたいと思います

ロキソニン

ロキソニンは妊娠中の安全性の確認が取れていませんので症状が悪化したり副作用が起きる可能性が高いです

特に、妊娠末期は服用してはいけません。

服用した場合胎児の動脈管を閉じてしまう可能性があるそうです

授乳中も服用は禁止されています

赤ちゃんの体に成分が入ってしますからだそうです

15歳未満の子供への安全性が確立していないのが理由です

イブプロフェン

イブプロフェンは妊娠後期の胎児の動脈管収縮や胎児循環持続症が起きた報告があったので禁止されています

もしイブプロフェンを服用したいときは断乳をしたほうがいいと思います

エテンザミド

エテンザミドは医師の判断で治療の有益性が危険性を上回ったときは使えますが市販薬ではおススメしません

胎児に腎臓機能障害、尿量減少、羊水過少症が起きたとの報告があるためです

授乳中については調べたところ記載がなかったので長期間使わなければ良いかと

アスピリン

アスピリンは妊娠初期は催奇形性の可能性があり、妊娠末期には妊娠期間の延長・動脈管の早期閉鎖・支給収縮の抑制、分娩時出血の増加の化膿性があるため服用はしないほうがいいです

授乳中は母乳中に成分が移行することがあるため服用しないほうが良いかと

カフェイン

カフェインは妊娠中に飲んだらいけないって聞きません?

私はコーヒーを飲むと赤ちゃんの血液が黒くなると聞いたことがあります

コーヒーメーカーとコーヒーカップのイラスト

本当かどうかは知りません(笑)

実際は出生時に低体重となる可能性があるためみたいです

授乳中は影響は証明されていないみたいですが

寝つきが悪い

興奮する

落着きがない

よく泣く

との報告があるため極力はノンカフェインのものを飲んだ方がいいと思います

歯が痛い時も服用していい?

妊娠中は女性ホルモンの関係で歯が痛くなることがあるそうです

その時はかかりつけの先生に聞いた方がいいです

自己判断で薬は飲まないほうがいいです

終わりに

いかがでしたか?

妊婦・妊娠のイラスト(赤ちゃん)

まだ科学では妊娠の母体と胎児の関係性は全て解明されていないそうです

なので心配になることがあると思いますが妊娠は素晴らしいことだと私は思いますので良き妊婦ライフを過ごしてください

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